発達障害を活かし活躍する有名人・芸能人

発達障害(ADHDやアスペルガーなど)が少しづつ、メディアでも取りざたされ始めています。

日本はどちらかというと、閉鎖的な国なので、なかなか自分から「発達障害です」と

言えるような環境ではないのですが、理解を求める声が増えてきていることや、

有名人の告白などの効果もあり、徐々に環境が変わりつつあるようです。

目次(Contents)

発達障害を活かし活躍する世界の有名人・芸能人

世界と日本で、既に発達障害であることを告白している方々や、

恐らく発達障害なのではないかなと思われる方をピックアップしてみました。


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スティーブ・ジョブズ

言わずとしれたAppleの創業者です。

彼は公表はしていませんが、ADHDとアスペルガーの両方、つまり医学的には

自閉症スペクトラム症であった可能性が高いと関係者から言われていたそうです。

幼少時代も好奇心が旺盛で、周りの人たちを困らせていたそうです

(ヘヤピンをコンセントに突っ込んで感電するなど)

ビル・ゲイツ

ご存知、Windowsで超有名なマイクロソフト社の創業者。

彼は自閉症とアスペルガー症を抱えていた可能性が高いとされています。

理由としては子供の頃から体を揺さぶる事を好み(ロッキングというアスペルガー症の症状)、

片付けが苦手で常に部屋が散らかりっぱなしだったそうです。

スティーブン・スピルバーグ

「ジュラシックパーク」や「E・T」などで世界的な映画監督として知られる

スピルバーグ氏も発達障害を告白しています。

幼い頃から文字を読むことが苦手で、2010年に初めてディスレクシア(読字障害)と知り、

今までの苦労に納得がいったそうです。

トム・クルーズ

彼もスピルバーグ氏と同じく、ディスレクシア(読字障害)でした。

その旨を自ら公表していますが、俳優でのディスレクシア(読字障害)は

尋常ならざる大変さだと思われます。

彼の努力によって、数々の素晴らしい作品が作られていることを

もっと知ってもらいたいですね。

ウィル・スミス

世界的な人気俳優である彼も、大人になってからADHDである事が分かっています。

大人まで、苦労は多々あったと思いますが、大きな問題とならずに、

発達障害であることに気づいていなかったパターンでした。

オーランド・ブルーム

「パイレーツ・オブ・カリビアン」で有名なオーランド氏。

彼もトム・クルーズ氏と同じくディスクレシア(読字障害)でした。

ですが、子供の頃から母親と一緒に本を読む練習を続けてきたことで、

前向さを失わずにいられ、役にチャレンジし続けられています。

パリス・ヒルトン

ヒルトンホテルの創業者の令嬢でもあり、モデルやデザイナー、女優業などで

有名な彼女ですが、12歳の時にADD(注意欠陥障害:現在のADHD)と診断されたそうです。

ですが、持ち前の明るさと周りの理解も有り、ADHDを公表し、

同じ障害に苦しむ方々の助けになる事を願っていると、告白しています。


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発達障害を活かし活躍する日本の有名人・芸能人

次に、日本の有名人・芸能人について見ていきます。

栗原類

恐らく、ADHDと言う意味では、現時点で最も日本で知られている方かもしれません。

NHK番組「あさイチ」で、栗原さん自身が8歳の時にADD(注意欠陥障害)と

診断されたと告白し、発達障害であっても、特徴を理解して前向きに取り組んでいけば

道が開けると、勇気を与えてくれています。

黒柳徹子

日本で知らない人がいないくらいの名司会者。

ご本人が計算障害、読書障害であることを告白されています。

日本国内で累計800万部を発行し、「戦後最大のベストセラー」と称される

『窓際のトットちゃん』で自身の発達障害のエピソードが語られている為、

こちらをご覧になった方もいるかも知れません。

三木谷浩史

楽天の創業者で代表取締役会長兼社長。

小学校時代は、好きな授業だけ集中して、興味がない授業は外を歩き回ったりして

勉強もできずに成績が悪かったそうです。

彼は診断自体はしていないものの、自身がADHDの可能性が高い旨を周りに告げています。

ミッツ・マングローブ

マツコ・デラックスさんと共にナレーターやコメンテーターとして

活躍しているミッツ・マングローブさん。

ミッツ・マングローブさんは学習障害(LD)で、読んだ後の暗記が出来ないそうです。

現在は絵と音を使って記憶しており、ミュージカル劇も出来るように努力なされています。

勝間和代

経済評論家や公認会計士といった面でメディアに顔を出している勝間さん。

彼女も自身がADHDであることを告白しています。

彼女は特に忘れ物が多く、じっとしている事が非常に苦手だそうで、

忘れ物には忘れても大丈夫なように複数揃えたり、長時間移動時には

軽く移動できる電車等を使用するよう、自分自身への対処も色々考えているそうです。


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発達障害を活かし活躍したと思われる偉人

以下に記載した方々も発達障害であった可能性があると指摘があります。

・坂本竜馬(ADHD)

・織田信長(アスペルガー症候群)

・レオナルド・ダヴィンチ(ADHD)

・トーマス・エジソン(ADHD)

・アルバート・アインシュタイン(ディスレクシア:読字障害)

・ウォルト・ディズニー(ディスレクシア:読字障害)

まとめ

いずれの方々も、弛まぬ努力と家族や周りからの協力があったからこそ

有名人たらしめていると思います。

発達障害をマイナスと捉えるか、強みとして活かしていくか、

当然親としては後者を選びたいですが、世の中はなかなか甘くありません。

ですが、可能な限りサポートし、子どもが生きやすい環境を作り上げてあげるのが

親の責務なのではないかと思いました。


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