【発達障害】広汎性発達障害(PDD)セルフチェックシート(子ども版)

<注意事項>
本チェックシートはあくまで主観的な検査に過ぎず、
PDDの可能性の有無を簡易的に示唆する目的で作成されたものであり、
PDD以外の病気の可能性の有無について、いかなる示唆を与えるものでもありません。
また、直接の面談を含む医師による診断の代わりになるものではありません。
医学的知見をもとに確実にPDDであるかを判断するには医師の診断が必須となります。
そのため、この健康チェックは、症状や結果を保証するものではありません。
参考程度に留め、気になる症状があった場合は早めに適切な医療機関
(子どもなら小児科、大人であれば精神神経科)にご相談下さい。

※このチェックリストの結果により、万が一、利用者が不都合、
 不利益をこうむった場合でも、当ブログはいずれもその責を負わないものとします。

なお、本記事での広汎性発達障害(PDD)の範囲は以下としております。

●自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害
 ・自閉症
 ・アスペルガー症候群
 ・自閉症やアスペルガー症候群に該当しない特定不能なPDD
 ・小児期崩壊性障害
●レット障害


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子供用PDDチェックシート【生活編】

各チェックシート別の項目について、半年以上に渡って、

次の項目に該当する場合は、チェックしてください。

□ 呼びかけても視線が合わないことがよくある
□ 初めてのことに対して癇癪(かんしゃく)を起こすことがよくある
□ 物音などに敏感で夜泣きがひどいことがよくある
□ 初めての場所や経験に対して警戒心が強い
□ 初めての場所で癇癪(かんしゃく)を起こしやすい
□ 肌に触れたりする感触に敏感である
□ 音に対して敏感に反応し、耳を塞ぐことがよくある
□ 暑さや寒さに対して鈍感なところがよくある
□ ちょっとした汚れやにおいなどに敏感で、物を使えないことがよくある
□ 洋服の感触によって着れるものと着れないものがある(締め付け感やタグがある等)
□ 服が汚れるとすぐに着替えたがる
□ どんな虫でも異常に怖がる
□ 帽子のゴムがあごに触れることを嫌がる
□ 靴下を履くことを嫌がる
□ 足裏にごみや砂等がつくことを極端に嫌がる
□ のりなどのベタベタするものが嫌い
□ すぐに手を洗いたがる
□ ちょっとした傷を気にしすぎる(虫刺されやかさぶたをとても気にする)
□ 大きな物音がしても、聞こえていないように行動している
□ けがをしていても痛がる様子がない
□ 少しの光でもまぶしがる
□ 偏食が強い(白いご飯しか食べない、初めて見るものは全く食べようとしない、
  特定のメーカーの食品しか食べない)
□ (保育所や幼稚園で)いつも決まったトイレで用をたす
□ 3歳を過ぎても、オムツのなかにうんちやおしっこが出ていても気にしない
□ 自分のうち以外のトイレに行くことを嫌がる
□ おしっこはトイレでできるが、うんちはオムツのなかにしかしない
□ 水遊びをやめられない(水道や洗濯機、トイレの水などを
  ずっと眺めていたり触ったりする)
□ 昼寝をしない/夜眠らない(乳児期を過ぎても睡眠のリズムが定まらない)
□ 寝ついてもちょっとした刺激ですぐに目覚める
□ 毎日同じ手順や道順にしないと怒る(同じ道を通って保育所、幼稚園に行く、
  身支度の順番が決まっている)
□ 予定が変わると泣き叫ぶ(いつも見ている番組が放映されなくなった時など)
□ 自分で決めた順番通りにすすまないと泣いて怒る
□ 自分で決めた置き場所、やり方にこだわり、他の人がそれに従わないと激しく怒る
□ 幼稚園や保育所の先生や友だちの顔を覚えられない
  (例:2年間同じクラスで過ごしている子どもの名前がわからない)
□ 1つだけ指示をされれば行動に移せるが、同時に2つ、3つの指示をされると、
  途中で何をすればよかったのかがわからなくなる
□ 好きなものに集中すると声をかけても反応しないくらいになる

子供用PDDチェックシート【言葉・コミュニケーション編】

□ 独り言が多く、アニメのセリフやCMのまねすることがよくある
□ 奇声を発したり、同じ言葉を繰り返して言うことがよくある
□ 言葉と言葉の間に助詞を入れずに話すことがよくある
□ 人の気持ちを考えて話すことが苦手で相手を怒らせてしまうことがよくある
□ 話がまとまっておらず何について話しているのか分かりずらいことがよくある
□ 状況に合わない発言をしてしまうことがよくある
□ 「これでいいよね?」と何回も確認してくることがよくある
□ 「何を食べたいの?」と言えば「何を食べたいの?」と答える
□ 子ども自身は言葉を話しているが、話が一方的で会話が成立しない
  (相手の話を聞いて話すのではなく、自分が話したいことを話す)
□ 言葉を文字通りにとらえる(嫌味や比喩、たとえ話が伝わらない)
□ 抑揚の無い話し方をする
□ 年齢に合わない大人びた言い回しをする
  (こんな言葉をよく知っているねと感心するような感じ)
□ いろいろなことについて、へ理屈を言うことが多い
□ 相手の気持ちを考えない発言をする
  (「おばちゃん、太ってるね」などと見たままの発言をする)
□ 呼びかけても、振り返らない
□ 言葉を話せても、「て・に・を・は」を使っていなかったり、使い方が間違っている
□ バイバイをするときに、手のひらを自分に向ける
□ 他の人の手を取って、自分の欲しいものを取ろうとする
  (クレーンのように他の人の手を使う)
□ ほしい物があっても、指差しをして要求しない
□ 興味を持った物を指差しで伝えない(「あれを見て」と大人に指をさして伝えない)
□ 表情があまり変わらず、楽しいときでも楽しそうな顔にならない
□ 大人が笑いかけても笑顔で返さない
□ 相手が嫌がっていても、べったりとくっついて離れない
□ 知らない人に無防備に近づいていく
□ 状況に応じた声の大きさがわからない
 (電車のなかなど、小さい声で話さなくてはならないところで大きな声を出すなど)
□ 親や先生が怒っているのに、怒っていることが全く伝わらない
  (表情を察することができない)
□ 親の言ったことに対してのオウム返しをする


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子供用PDDチェックシート【動作編】

□ ハイハイやお座り、歩き始めるのが遅かった
□ じっとしていられず立ったり座ったり落ち着きがないことがよくある
□ お友達と遊ばないで1人で何時間も遊んでいることがよくある
□ 手づかみで食べたり、上手に食べることが難しい
□ 気持ちが不安定で落ち着きがないことがよくある
□ 子供たちと同じ行動をするのを嫌がることがよくある
□ 座っているとき小刻みに体が動くことがよくある
□ 手を使うことが苦手(お箸を持つ、はさみを使うなど)
□ おもちゃを並べたり、毎日同じことを繰り返して遊んでいることがよくある
□ 知らない人に平気で話に行ったりすることがよくある
□ 自動車のチャイルドシートなど身体を締め付けられることを嫌がる
□ 赤ん坊のころから抱っこされたり抱きしめられることを嫌がる
□ 手をつなぐのを嫌がる
□ 小走りをする時に、足のかかとが地面に着かず、つま先立ちになる
□ その場でくるくると回る
□ 意味もなくぴょんぴょんと飛び跳ねる
□ 目を細めてキラキラしたものをみる
□ 顔の前で手をひらひらさせる
□ 姿勢よく座ることが苦手で机やいすの背もたれにもたれかかる
□ 「気をつけ」の姿勢をとらせても、すぐに体がぐにゃぐにゃする
□ 走り方がぎこちない(両手を前に突き出して走る、など)
□ 縄跳びや跳び箱、マット運動が苦手である
□ ごろごろと床に寝転ぶ
□ 2つ以上の動作を同時にできない(手と足を同時に動かす、
  右手と左手で違う動きをする、など)
□ エスカレータに乗るのが苦手
□ 動いている物をとることが苦手(飛んできたボールをキャッチする、など)
□ 踊りの振り付けをまねすることが苦手
□ コップを使うときに手をうまく返せず、飲み物がこぼれる
□ 棚の上、タンスの上などの高いところに登りたがる
□ 穴が空いているところに物をつめたがる(コンセントに定規を入れる、
  鉛筆削りに指をいれようとする、など)
□ ロッカーや机の下など狭いところに入りたがる(入ると落ち着く)
□ (幼稚園や保育所で)先生の指示からワンテンポ遅れて行動する

子供用PDDチェックシート【遊び編】

□ (3歳を過ぎても)周りの子どもに全く関心がなく、一人遊びばかりしている
□ 一人で遊んでいるところに他の人が入ってくることを激しく嫌がる
□ 自分の世界に入って遊ぶ(自分の世界のなかで話を作って一人で遊んでいる)
□ 関心のあることについては強い興味を示すが、関心のないことは話を聞こうともしない
  (自分の好きな虫については非常に詳しいが、関心のないお遊戯には見向きもしない)
□ 勝ち負けにこだわり、負けると激しく怒る
□ ひどく嫌なことがあると自分の頭を壁や床に何度もぶつける
□ 激しく泣き叫んでいても、少し経つと(5分~30分)、何事もなかったように
  ケロッとしている
□ おもちゃや物(ブロックやスリッパなど)を並べて遊ぶ
  (本来のその物の使い方をしていない)
□ おもちゃを横から眺めて遊ぶ
□ 周りの人に見られると恥ずかしいと思うような行為
  (自分の唾で遊ぶ、好きな人や物をなめるなど)を人前で平気でする
□ こだわりが強い(いつも同じおもちゃを持っている、いつも同じ洋服を着たがるなど、
  いつも同じ友だちと遊ぶなど)
□ とても嫌な経験をした場所には入ることも近寄ることもできなくなる
□ カレンダーをめくることを好む
□ 数字やマーク、国旗などに早い時期から興味をもつ
□ 決められた物を作ったり、見本があるものを描いたりすることはできても、
  自由に絵を描いたり、ブロックで組み立てたりすることが苦手である
□ 絵本のストーリーに興味を持たない(絵本を見ていても、ストーリーとは関係のない
  挿絵、仕掛け絵本の仕掛け部分を楽しんでいる、など)
□ 機械などの複雑なものでも、組み立てたり分解したりするのが大好き


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子供用PDDチェックシート【診察編】

□ 泣き叫んでしまい、口を開けたり、喉の奥を見せたりできない
□ 耳鼻咽喉科で鼻や耳の吸引の音を怖がる
□ 診察で医師や看護師から尋ねられても全く異なる内容を(自分の言いたいこと)をしゃべる
□ 眼科や耳鼻咽喉科での診察で使うライトを嫌がる
□ 口のなかの診察、特に歯科での診察ができない
□ 行ったことがない病院や診療所に行くと、いつもより興奮して落ち着きがなくなる
□ 暴れてしまい、点滴をすることができない
□ 注射の際に、周囲の大人が耳をふさぎたくなるくらい大声で泣き、激しく暴れる
□ 待合室で、長時間待つことができない
□ 一度、嫌な体験をすると、診察室に入ることができない。
  診療所の入り口に近づくこともできない
□ 絵本や決まったおもちゃを見つけるとそこから離れることができない

まとめ

本チェックシートは子どもの成長過程で起こりうる事柄も含まれています。

そのため、1度や2度程度、チェックシートに記載された項目の行動を起こしたとしても、

PDDと判断するべきではありません。

重要なことは、このような行動を半年以上継続して続けていた場合です。

その場合はPDDである以下の発達障害のいずれかである「可能性」があります。

●自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害
 ・自閉症
 ・アスペルガー症候群
 ・自閉症やアスペルガー症候群に該当しない特定不能なPDD
 ・小児期崩壊性障害
●レット障害

気になった方は早めに適切な医療機関(子どもであれば小児科)にご相談下さい。

引用:
チェックリストで子供の発達障害が分かるかも?相談前にやってみて!
自閉的傾向のある子どもに見られる特徴
子どものアスペルガー症候群診断のチェックリスト+親がすべきこととは?


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